こんばんは。Sminovです。
今回は少々毛色を変えまして、そもそもの「趣味」に焦点を当てていこうと思います。
というのも、様々な趣味を紹介したところで、琴線に触れる趣味があれば良いですが、
そもそも「私はどんな趣味も続かない」という身もふたもない状況では”暖簾に腕押し”だなと思います。
なぜ続かないのか、そもそも続けなければいけないものなのか、私なりに分析してみました。
少々カタい内容になりますが、お悩みの助けになれば幸いです。
1. 趣味が続かない理由
1. 金銭的・時間的にコストがかかる
一番の大きな問題だと思います。
まず金銭面の問題ですが…趣味には多かれ少なかれ出費が伴います。
当ブログでも数百円~数千円で始められる趣味もありますが、それすら惜しい場合もあるでしょう。
あるいは趣味を始めるきっかけにあたる事由がない…例えば友達がやってるからとか、現状に満足しているからとか。「友達がやってないなら数百円出す理由もないよね」ということです。
その一方で、お金に余裕はあっても仕事や家族の世話等で忙しく、時間が無いという場合もあるでしょう。
上記2点が由来だとは思いますが、心身ともに疲弊していて、趣味にメンタルを割くゆとりが無いなども理由に上げられます。
2. 「趣味が続かない人間だ」と思い込んでいる
「私は趣味が続かない」だとか「飽きっぽいし」と思い込んでいて、趣味に何も手を付けられないケースもあります。
それゆえ「高いモノ買ってもすぐ売っちゃうからやらない方が良い」などの結論にたどり着きがちです。
一番手の打ちようがあるのはこのパターンだと思います。
3. 周りに自慢できない
だいぶメタい発言をすると、「周囲の評価ありきで生きている」人にはこれが当てはまりがちです。
性能やそのものの価値、あるいは財テクではなく、自慢するために高級車を持つケースなどが「周りに自慢できる趣味」に該当すると思います。
逆に言えば、周囲に自慢せずとも大切にできる趣味を持つことは、周囲を気にせず生きるための手段の一つだと思います。
2. 趣味との付き合い方
1. とにかくマイペースにやる
「趣味」は「趣味」であって、義務では無いです。楽しく、幸せになるために趣味を持ち、取り組みます。
だというのに、周囲の同調圧力に屈して無理をしたり、周りが高いものを買っているからといって、例えば借金してまで同程度のものを揃えようとするのは、果たして「楽しく、幸せになる」結果があるでしょうか。
自分に割けるコストを超えそうになった段階で、一歩下がったり、枠組みを抜ける勇気が必要だと思います。
また、同調圧力に関して…
集団競技などは結果として楽しい良い結果を得るために、足並みをそろえる必要があります。
ただしそこでも「無理しない範囲で」やっていく、妥協点を見定める必要があると考えています。
(メンバー内で実力差が出てしまうのは仕方ないことで、実力上位者がその仕事を担うべき)
そもそもそんな趣味も無いという場合、その趣味探しもマイペースにやったら良いです。
飽きっぽかったり、「趣味が続かない」などという場合も、「飽きないほど新鮮な内容に毎回出会える趣味に出会っていないだけ」です。
ただし、若いうちにしかできない趣味や、ライフステージが変わるとできなくなってくる趣味もありますので、悠長で居すぎるのも多少のリスクが伴います。
ソシャゲがヤバいという話
昨夜ウマ娘アプリの話題を出しておきながら、「なんだそれは」という話ですが。
端的に言って以下の理由からです。
- 動物的心理につけこんでいる(サンクコスト効果)
- ログインボーナスという圧力
ソシャゲは基本的に「課金をした人」もしくは「プレイし続けている人」に有利なゲームバランスになっていることがほとんどです。
ウェルカムキャンペーンなどもありますが、プレイ期間が短い人が(金銭的に優遇されていても)勝るソシャゲは聞いたことが無いです。
なので、「今までやってきたゲームをプレイし続けなくなること」は、損失に感じるわけです。「今まで費やしてきた時間(コスト)」を失うわけですね。
同様に、「課金をして優位に立ってきた人が課金をしなくなること」は、「今まで課金して築いてきたゲームデータ」を失うことになるわけです。
ガチャシステムに関しても、「課金をすれば毎回大当たりが出るというわけではない」というのがミソで、大当たりが出たときには「当てられる俺はすごい」と錯覚してしまうわけです。
また一方、ログインボーナスを取り続けていると大抵「連続ログインボーナス」なるものがもらえると思います。
「ゲームをうまく進めている人はちゃんと回収している」と考えると、「回収しないことは相対的に不利になる」と言えます。実質的には強制です。
※ソシャゲも遊び方にピンキリありますので、あくまで対人戦ベースに考えた場合のお話です。
※「ストーリーをなぞれれば良い」「CPU戦だけで良い」の場合はまた異なった話になります(私もそういった遊び方をします)。
そしてソシャゲを懸命にやった結果、何が残るかというと…
その時同時にやっていたプレイヤー間でのコミュニケーションでしょうか。楽しい思い出にはなります。
パズドラ等の例外はありますが、オンラインゲームはいずれサービス終了が来ます。
ソシャゲではないですが「戦場の絆」というゲームにだいぶ課金をしたので、よくわかります。
5000勝して勝率5割、1戦100円(計算)なので………。
そういったものと比較した場合、思い出にコストをかけるか、形や技に残るものにコストをかけるか…は人次第です。
オンラインゲームで仲間が増えればそれは大きな報酬だと思います。しかし技に残ればそこから延々仲間を作り続けていくこともできます。
2. 趣味は逃げない
食べ物は放っておけば腐りますし、恋人は放っておけば愛想を尽かされますが、趣味はいつ始めたって大丈夫ですし、いつやめたって大丈夫です。
道具の保存状態は大事ですけどね。
一度始めたことさえあれば、すぐまた自分の趣味となってくれるはずです。
アマチュア吹奏楽団体なんてそれが当たり前で、育休取るので休団/退団などということも日常茶飯です。
そして子供が大きくなってから子供連れてまた音楽をやり始めたりもします。
自分の中のセーブデータみたいなものですから、意図的に消したりしない限りはいつでも読み出せます。劣化はしますけどね。
3. 周囲を気にしない
「こんな趣味を持っていたら周りに引かれるんじゃないか」とか気にする方はいらっしゃると思います。
実際に私がヨーヨーを趣味にしていることを、「惨めじゃないの?」とか「ナンセンスだ」とか言ってくる人はいました。
私は本気でヨーヨー面白いと思っていたので、全く響かなかったのですが。
そういうこと言ってくる人って、「その趣味を好きでいるあなたを理解していない」ので、友達でも何でもないですよ。
本当の友達なら「不干渉」の立場を取ってくれます。
ただ、闇雲に友人に勧めたりとか、「ひけらかさない」ことは大事です。TPO弁えましょう。
3. 「趣味を続ける」とは
先ほどお話ししたように、趣味は「逃げない」ので、いつ始めても良いし、いつ辞めてもよいものです。
あえて「趣味を続ける」というところに焦点を当てると、いくつか危うい点が出てきます。
- 続けることが目的になる
- 続けたから偉いわけではない
先ほどのサンクコスト効果の話がここでも出てきますが、「ずっと続けてきたんだから」のまま、生活環境が変わっても惰性で趣味を続けてしまうことが起こりがちです。
定期的に、「それをやっていて楽しいか、幸せか。そうでないならどうしたら楽しくなるか」問い直した方が、より趣味に対しての見方が深くなったり、あるいは他の趣味に目を向けるきっかけになると思います。
また、音楽もヨーヨーも10年以上やってると「ずっと続けていてすごい」とか言われがちです。
確かに趣味を続けることは、コストかけ続けているわけですから、そう言われるのも納得はいきます。
褒められて悪い気はしないです。
しかしながら、成長が見られたり、何かしら変化が無いと自分自身が納得していかないし、何より「飽き」につながります。
先日ヨーヨーの大会に出たのも、趣味を見直す一環と言えます。ヨーヨー大会参戦レポート その1
上達は楽しくなるきっかけになります。
ただ、「上手くなれなくてもいい、趣味だから」とプレッシャーを逃がす方向に思考を持っていくことも、趣味と大事に付き合っていくためには、大事なことだと思います。
4. オススメの本
そんなに読書家でもないのですが、一冊。
おそらく結構チマタで話題の「ジェイソン流 お金の増やし方」です。
FIREを達成した厚切りジェイソン氏の著書です。
一見投資の本に見えますが、半分は節約に特化した内容になっています。
どちらかというとお金を「使っていく」方向にベクトルが向いているこのブログとは相反するように見えますが、趣味の費用を賄うためには節約が必要なこともあります。
この本を読んだ後で、私はすごく節約するようになりました。
月間で1万円は平気で浮きました。詳細は別途日記にしたためたいと思います。
書籍の後半のお話は、初心者向けの積み立て投資の内容です。
「本当にやったことのない人」向けに作られていますので、ぜひ読んでみてほしいです。
あと投資が怖くなくなります。ギャンブルではないです。
つみたてNISA制度恩恵が最大限受けられるのは、今年いっぱいまでにスタートしないといけないので……
来年からは年々減っていく…それはそれとして、別制度を使えばいい話ですが。
(労働にすら所得税がかかるのに、お金預けてて出た利益が非課税ってやばくないですか?)
※投資には元本割れのリスクがあります。
お金の話も今度お話しするかどうか…ちょっと勧誘くさくなってしまうので避けたいですが。
次回はちゃんと趣味紹介します!
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