こんばんは!Sminovです。
以前ご紹介した厚切りジェイソンさんの「お金の増やし方」について、初耳学で取り上げられていましたね。
紹介した記事はこちら→趣味に対する考え方
中々手を付けにくい投資の部分をガッツリ取り上げていてビックリしましたが…
まして家庭科の授業で「投資」が取り上げられるようになるなんてすごい時代です。
投資なんてしなくても少し贅沢に暮らせれば一番良いのですけどね!
番組は3/6(日)までTverで見れるようですのでご興味ありましたらばぜひ。
後半の伊集院静さんの話もすごく良いので(私にはむしろそっちがメインだった)。
更新が少し滞ってしまいましたが……このご時世ですが幸いにも所属している吹奏楽団の演奏会に出ておりまして、週末はドタバタしておりました。
練習も2月中に本番前含め2回しかできなかったので、正直出来はイマイチでしたが、ステージに立てるだけ恵まれてるなと思ったりはします。
ということで、今回は「楽器趣味」について紹介しようと思います。
「音楽」にするか「吹奏楽」にするか「トロンボーン」にするか悩みましたけどね。
最良の趣味
私が思うに、私が持ってる範囲で最も「最良の趣味」だと思っています。
言ってしまえば「音が出るだけ」、あえて加えるなら「カッコいいオブジェクト」な面も持っているとは思います。
そんな楽器の良さを言語化していこうと思います。
難易度が高い
ゲーム的に言い換えると「やりこみ要素が多い」といえると思います。
ハードルも多く、しかしちゃんとやればリターンもある、フロムゲーのような趣味と言えます。伝わりますかね?
「楽譜を全く読めない」ところからのスタートの方も多いかと思います。
ここでオススメできるロジックは今のところ持ち合わせておりませんし、教えようとするとそこそこ時間がかかるので、ここでは見送ります。
一つ言えるのは、「やればそこまで大変じゃない」ということです。アーマード・コアの操作を覚えるのと大差ないと思います。
それこそ初見で演奏できるようになるとかは、まさに自由自在にACを動かせるようになるのと近い努力が必要です。
譜面を読むのが前提とは思いませんが、譜面を読めるようになることは様々な曲の説明書を手にするに等しいですから、推奨と言えます。
「説明書読まない派」の人は必要ないかもしれませんが、誰かと音楽をするときには必須になってきます。
楽器により差はありますが、音を出すことがまず難しいケースがほとんどです。
音を出すことができても、綺麗な音を出せるようになるまでもまた難しいですし、やりこみ要素であります。
専門がトロンボーンなので吹奏楽器のケースで語ることが多いですが、ギターなんかでも特定の音が難関なケースとかありますね…Fコード押さえられなくて諦めた私です…
ゴールが無い
やりこみ要素が多いのと同様ですが、生涯付き合える趣味でもあります。
様々な趣味にはどうしても障害が伴います。
スポーツ要素の強い趣味は反射神経が鈍ってきたらツラいものですし、ランニングコストの高い趣味は金銭的に厳しくなってきます。
また、「飽き」という天敵もいます。
その点、楽器趣味であれば無限にある楽譜を演奏したり、あるいは耳で聴いた曲をそのまま演奏してみたり。
実力を磨いていきたければそれこそプロ奏者を目標にして延々音色を磨いていくこともできます。
社会人が楽器をやめる理由は「演奏機会が無い/作れない」だとか結婚絡みが大半で、おおよそ「飽き」とは無縁です。
学生が楽器をやめる理由はまた別なのですけどね。
世間的にも「良い趣味」
趣味やるのに周囲気にするな、と私は言ってはいますが、事実として社会通念的にも楽器趣味は「良い趣味」枠だと思われます。
学生がギターやってると「モテようとしたり」とか斜に構えられがちですが、社会人であればおおよそ「素敵な趣味」の域になります。
ちなみに私は「モテようとして」楽器をやるのは大賛成です。学生時代の私は斜に構えてましたけどね。
社会通念上良い趣味扱いであることの何よりの証拠として、社会人サークルが多いです。
ロックバンドにしてもアマチュアバンドのイベントが開催されていたり(専門外ですが)、オーケストラや吹奏楽であればそれぞれ楽団があります。
そこでの新しい出会いからまた別の楽団にリクルートされて…なんてこともあります。
実際に私も最初に入った楽団の知人から、アンサンブルチームを作ろうと提案され、そこで招集されたメンバーが所属している楽団に入り、また別の楽団の演奏会へエキストラとして招集され…
と、こうやってコミュニティが広がっていくのも楽しいです。当然音楽以外の共通点を持つ友人もできます。
稼げる
とはいってもアマチュアであれば大したことではないです。
「楽器ができる」ということを周囲に知られていると、結婚式等に招待されたときに、余興を頼まれることがあります。
レベルが高い場合には挙式(披露宴じゃない方)での演奏を頼まれることもあるようです。
私の兄の披露宴では、兄夫婦が両方楽器をやっていたこともあって、即席バンドのようなことを披露したりしました。
それの何が「稼げる」かというと、余興での謝礼がもらえるということですね。
お祝儀って実際のところ痛い出費だと思うのですが、そのバックが多少あるという話です。
狡いですかね…?謝礼の分のクオリティは当然提供しないといけませんが。
ちなみにこの話はヨーヨーでも行けます(笑)
楽器の購入に関して
楽器趣味にするにあたって、やはり気になるのが楽器の金額。
ここについても多少お話ししようと思います。
手入れをしていれば永遠に使える
ピンキリではありますが基本的に楽器は高いものです。
私が主として使っている(テナーバス)トロンボーンは大体の価格帯が20~40万円ほど。
ただこれを何年も、何回も使っていれば1回あたりの額は相当下がることは容易に想像つくと思います。
金管楽器は消耗品も少なく、オイルが数点ある程度で済みます。
調整で年1万使うか使わないかくらい…
実際のところ「ヤレ」が出てくるのが金管楽器で5年かららしいので、質が保たれるわけではありません。
一方、自分の扱いやすいように楽器を「育てていく」こともできるので、プライスレスな価値がついてきます。
子供や家族に引き継いでいくこともできます。
リセールができる
楽器はよほど扱いがひどくない限り、売ることができます。
中古取扱店でも可能ですし、メルカリやヤフオク等でも綺麗に維持しているものは定価の3~4割程度でおおよそ取引されているように見えます。
注意しないといけないのが、ハイエンドモデルでないと買い手が付きにくいうえ、比較的二束三文になりがちということです。
インフレしている
民生品のほとんどと同じように、楽器もインフレしています。
特に国産ブランドで有名なヤマハが、です。
例えば私の買ったYSL-882GORというトロンボーンのモデル、2019年に色々おまけつきで
37万円で買ったのですが、現在は43万円となっています。
楽器界隈でのヤマハの評価は、「没個性で面白みがない」と言われがちなのですが、国産だから整備面は申し分ないし、とにかく「使える」んですよね。
どこのバンドに持って行っても邪魔をしない音が出ます。
安定性・安心感は最強の個性だと思います。
品質が一定なので通販で買っても問題ないというのも良いところです。
※楽器の通販は、高い買い物なので試奏したことのある楽器に限って行った方が良いです。
ただ、この楽器は初心者または経験者には個人的にオススメできないので、以下の「YSL-882O」を強くオススメしています。
たまたまラス1で安いので、貼ってみましたがどうでしょうか?
発売から20年経ってモデルチェンジ無し(多分)という事実が物語っていますが、相当優れた楽器です。
鳴らしやすいのに限界値が高くて、吹き込んでもそうそう音が崩壊しません。
そんなこの楽器もインフレの煽りを受けています。
楽器屋さんが金利負担キャンペーンをやる機会があるのですが、その時にはローン組んででも買うという選択肢は、アリだと思います。
楽器でローンを使うと、貯金して入手した場合にくらべて、早く楽器を入手した分多く練習ができるので、楽器人生で数か月、数年分上手くなっている可能性が高いんですね。
トロンボーンに関してはまた別記事書きたいですね…バックの42Bとかは好きですよ…
おわりに
いかがでしたでしょうか。
前半で話が大体終わっていて、後半は楽器オタクの出番みたいな状態でしたが。
結局どの楽器からやったらいいんだ?という方は、
気になる楽器を見て、聴いて、楽器屋さんで触ってみるのが一番だと思います。
気になり始めたところから趣味のスタートだと思いますから。
追記:吹奏楽で使われるような管楽器だとサックスが一番敷居が低いように感じます。
音を出す、という点に関してはイージーですし、カッコよくなろうと思えば青天井ですので!
(管楽器経験無い会社の同期もテナーサックス買ってました!)
ちなみに私が今気になっている楽器はこれです↓
ショルダーキーボードの「SHS-300」です!
ゲーセンの「ノスタルジア」みたいな感覚で、鍵盤不慣れでもしっかり音楽楽しめる設計になってるらしく、ストレスフリーに楽しめそうだなと思います。しかも安い!
そのうち買おうかなと思いながら半年経ってますけどね(笑)
このシリーズでセッションできるようになったら面白そうだなとか。ドラム系のアイテムとかも増やしてもらって。
追記:ドラム音色は出せるみたいです!このショルキーそろえれば簡単にセッションできちゃいますね!
次回はオススメの本(小説)になると思います。
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