習慣ヅケの助け

レビュー

こんばんは!Sminovです。

昨日は「趣味を続けること」に関してお話しました。

趣味に限らず、何かを「習慣づける」のは難しいものです。
その一方で、既に習慣づいていることもたくさんあると思います。
例えば朝起きて会社/学校にいくだとか、ご飯を食べたら歯を磨くだとか。

それでは、どうしたら何かを「習慣づけられる」でしょうか?
筋トレ、自炊、読書など…習慣づけられたらいいな、と思うものたくさんありますよね。

そんな「習慣ヅケ」に役立つのが、メンタリストDaiGoさん著の「超習慣術」という本です。

(うわ信者かよって思った人いると思うんですけど後述するので落ち着いてほしい)

1. 本を買うということ

今や、あらゆる情報がインターネットで見られる時代ですから、改めて「本を買う必要が無い」と思う方も多くいらっしゃると思います。
特に小説や漫画ではなく、啓発本の内容に関しては既にインターネット上にある情報がほとんどです。

では(紙の)本を買うメリットは何でしょうか?

  1. 本を買った」という事実が残る
  2. 出版社や編集者のお墨付きがある
  3. 配信停止の影響を受けない
  4. 友達に貸せる
  5. 最悪売れる

ざっくり話すと、こういった具合です。詳細は別記しようと思いますが、1番目の理由が最も大きいです。
お金を出して本を買ったからには」という心理が働くので、啓発本の内容に対して取り組むようになります。サンクコスト効果の利用ですね。

なので、本気で取り組みたい内容に関しては、私は紙の本を買うことにしています。

2. 「超習慣術」

そもそもなんでこの本を買ったかというと、コロナが流行り始めてロクに遊びに行けなかった最初の5月GW、「せっかくなので生活を良くしよう」といくつか本を買います。
そのうちの一冊がこの本です。

自分が読んで生活が変わったことと、書籍の内容について特に印象に深い点をお話ししたいと思います。

1. 生活が変わる

簡単に、以下のように変わりました。

  • 溜めがちだった洗い物を溜めなくなった
  • 上に由来して、ほぼ毎日自炊するようになった
  • 会社から帰った後、風呂入らずダラダラすることが無くなった

他にもありますが大きなところではこれくらいです。

既にやっている方からすれば「そんなもんかよ」と言われるでしょうけど、一人暮らしでこれやるの結構大変です。

加えて今年の頭からは、弁当を作って水筒を用意し、会社に持っていき始めました。
これも「習慣術」を使っているからです。

以下、「超習慣術」からいくつかピックアップした内容とそのレビューです。

2. 面倒ごとは習慣にした方が楽

新しいことを取り組むときに、わざわざ習慣化する必要があるか疑問になるかと思います。
答えは「習慣化した方が楽」です。

例えば、寝る前の歯磨きは何ら苦ではないと思うのですが、靴磨きは習慣にしていなければ面倒だと思います。
タスクの量としては同等レベルですが、習慣になっているか否かで”楽さ“が違います。

どうしてそうなるかというと、脳にとって「決定をすること」は大きな負荷であるからです。

「毎日コツコツ頑張っていてすごい、大変」と、努力家の人を見て思うことはありますが、むしろ「毎日コツコツだから」頑張れているんだな、ということですね。

3. ルール作り

書の内容に、「If then プランニング」というものがあります。プログラミングをかじっていればピンとくるものがありますが、そのものずばり「条件付け」のことです。

「(もし)AしたらBする」と、条件付けをしてしまうことです。
よく「おやつを食べたら歯磨きしなさい」などと親子の会話が挙げられたりしますが、それは理にかなっているということですね。

「家に帰ったらシャワー浴びる」「ご飯を食べたらお皿を洗う」は、比較的簡単に習慣化できるものかなと思います。

4. フィードバック

例えば学生時代のテストがそうですが、ひたすら「勉強しなさい」とだけいわれ勉強を強いられ、もしテストが無かったらどうなるでしょうか?

何のために勉強しているかもわかりませんし、どれくらい頑張ったのかもわかりません。いずれモチベーションが落ちていくでしょう。
ゴールの見えないマラソンをさせられているのと同じです。

それを防ぐには目標設定と進捗管理(フィードバック)です。著書内部では別のワードで取り上げられています。

テストをゴールとした場合に、どうしたらテストで良い点が取れるか考え、テストまでにどのように学力を上げていくか、小目標を考えることが必要です。

小目標をゴールしていくことでモチベーションアップにつながります。
「目標をクリアできるんだ!」と自己肯定感を高めることにも繋がっていきますね。

私の場合には「自炊を習慣にできている」という習慣化に成功した実例そのものが、様々なことを習慣化するためのモチベーションにつながっています。

5. セルフ・コンパッション

DaiGo氏の配信を見ていると、恋愛や人間関係の悩み相談をしたときに8割方この「セルフ・コンパッション」の話をします。

セルフ・コンパッションというのは、簡単に言えば「自分を許す」ことです。
私のように生来真面目に生きてきていたり、自責思考の方はぜひ身に着けてほしい思考です。

ネガティブな人が何かに失敗すると、「自分はダメな人間だ」という思考に陥りがちです。
習慣化に関してもそうで、習慣を一度サボったくらいで自分を責めがちです。

それは思考を放棄していて、一方では楽な結論付け方です。非常に危険です

なぜサボったのか、人間否定ではなく、「行動に移せなかった理由」を考えるべきです。
サボってしまった結果は仕方のないことで、明日からやればいいんです。
明日から確実にやれる手段を考えるべきです。

むしろ、「サボる日まで続けてこれた私は相当すごい」と考えてよいまであります。

6. その他

「超習慣術」について自分なりに抜粋して解釈してみましたが、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した内容はごく一部で、他にも

  • 三日坊主にならない方法
  • 悪習を断つ方法
  • 他人の悪いクセを直す方法

等々、「習慣ヅケ」に弊害になることの解消法が分かりやすく解説されています。
もちろん、論文のソースとともに。

大判の本ですので1400円(税抜)程度します。
その分重要なところは色塗りされていたり、行間を取っていたりして読みやすい工夫が多くされているので、値段ナリかなと思います。
読書家でも何でもない私でも一日で読めてしまいました。

3. 習慣化の弊害

ここからは私見ですが、習慣化をすることの弊害に気づいたので少し書いておきます。

例えば大げさな話、家事・運動・勉強・読書・ビジネス……すべて習慣づいていて、休日も埋まったとします。

果たしてそれが理想的か?と思います。
確かに上質な生活が送れ、スキルも身につくと思います。

しかしそれは「習慣という檻に入れられている状態」なんじゃないかなと思います。

要するに不自由なわけです。
友達から電話がかかってきても、ルーティーンとしてのランニングをこなしていなかったら、遊びに行けなくなってしまいます。

事柄によっては習慣化するかしないかについて、多少考えた方が良いかもしれませんね。

4. おまけ

私から見たDaiGoさんについて

様づけで呼んでたりする人には引いてます。一時期ニコ動の有料チャンネル登録してましたが、解除しました。タメになることも多かったですけどね。

ただ、情報ソースが論文であることがほとんどなので、その辺のまとめサイトやテレビ新聞よりは信用してます。でかいスポンサーバックにご高説宣ってる報道機関よりね。

炎上騒動も「ゴシップ誌が喜々としてたかるやろなぁ」と遠い目で見てたらmsnのニュース一覧に載ってたの笑っちゃいました。内容は笑っちゃいけないけど。

ゴシップ記事について

関係ないけどゴシップ記事とか本当くだらないし時間の無駄ですよね。芸能人が不倫しようが私たちには関係ないし、プロゲーマーが暴言(それもジョーク同然)吐いて契約切られるまでいくの本当くだらないなって。

「身長170cm無い男は人権無い」って言われて、「俺身長180cmだけど?(実際160cm)」って言えるくらいでなくてどうすんだって思いますけどね。「オタクキモイ」と変わらないレベルの暴言でしょ。

(その一方でプロとしての発言をしているという意識の欠如は非常にまずいと思いますし、自ら暴言許せないダブルスタンダード決めてるし一方で口が悪いとわかっていながら契約したレッドブルもちょっとよくわからないです)

ちなみに私は身長170cmちょうどなので半人半人外です。
がっつりゴシップに反応してみました。

その一方で、「普通の30代男性は年収500万以上」とされている通念については差別的な扱いにならないのですかね?

明日は試験前日なこともあるので、少々軽めの日記更新をします。

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